だしソムリエのおだしの話 第3回「和食の歴史」
2016年11月23日
カテゴリー│◆店長日記
だしソムリエ協会のFacebookページに、エッセイを掲載しました!
毎回テーマに沿って、12回シリーズ(笑)
せっかくなので、こちらにも。
静岡県に生まれ育った、私ならではの「おだしの話」♪
だしを、少しでも身近に感じていただけますように。
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◎第1回目【かつお節】について
◎第2回目は【私とだし、食、料理】について
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3回目は【和食の歴史】について。
「食」これは人類の出現とともに始まり、歴史・時代背景、それに風土色も加わって、変化・発展を遂げてきたものです。
はじめは生命や体格の維持が目的だったはずの食事。ですがそこが確保され、また生活スタイルの変化も加わり、日本にも外食という文化が登場したのが、江戸時代と言われています。
ではなぜ江戸時代に、外食がはやったのか?
主な理由は、参勤交代と言われています。地方から大名のお供で、多くの家臣が江戸に単身赴任しました。江戸は享保期(1716~36)には人口百万人都市で世界最大。なんとそのうち7割が男性だったそうです。その人々が一番困るのは、日々の食事だったのです。
その男性たちも、煮炊きすることはあったようですが、燃料費(薪)や材料費も高くて、お一人様ではとても割にあわなかったとか。
それ以外にも「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉が残るように、ひとたび火災がおこれば、大惨事にもなりかねませんでした。
また当時の生活スタイルから、夜食の必要性も。江戸時代は日の出と日の入りに合わせて食がとられ、冬はかなり早い時間に夕食をとっていたので、夜中 お腹がすくことが多かったようですね。
そんなこともあって江戸時代中期、夜に蕎麦を売り歩く行商による「夜蕎麦売り」が、冬の時期に活躍していたそうです。これは今のかけそばに近いものがいただけたようで、夜 温まってからお布団に入る。そんな食で感じる小さな幸せは、今の時代も大差ないような気もいたします^^
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■文章:鳥居 嗣代(今村さんちの香りしいたけ)
http://kaorishiitake.i-ra.jp/
■日本で唯一、だしに特化した検定講座と情報発信!
だしソムリエ協会
http://dashi.be/
■だし生活 だしソムリエ静岡
https://www.facebook.com/dashi.shizuoka/?fref=ts
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「食」これは人類の出現とともに始まり、歴史・時代背景、それに風土色も加わって、変化・発展を遂げてきたものです。
はじめは生命や体格の維持が目的だったはずの食事。ですがそこが確保され、また生活スタイルの変化も加わり、日本にも外食という文化が登場したのが、江戸時代と言われています。
ではなぜ江戸時代に、外食がはやったのか?
主な理由は、参勤交代と言われています。地方から大名のお供で、多くの家臣が江戸に単身赴任しました。江戸は享保期(1716~36)には人口百万人都市で世界最大。なんとそのうち7割が男性だったそうです。その人々が一番困るのは、日々の食事だったのです。
その男性たちも、煮炊きすることはあったようですが、燃料費(薪)や材料費も高くて、お一人様ではとても割にあわなかったとか。
それ以外にも「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉が残るように、ひとたび火災がおこれば、大惨事にもなりかねませんでした。
また当時の生活スタイルから、夜食の必要性も。江戸時代は日の出と日の入りに合わせて食がとられ、冬はかなり早い時間に夕食をとっていたので、夜中 お腹がすくことが多かったようですね。
そんなこともあって江戸時代中期、夜に蕎麦を売り歩く行商による「夜蕎麦売り」が、冬の時期に活躍していたそうです。これは今のかけそばに近いものがいただけたようで、夜 温まってからお布団に入る。そんな食で感じる小さな幸せは、今の時代も大差ないような気もいたします^^
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土 9:00 ~ 12:00
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