7月7日は乾しいたけの日 エッセイ <No.10> おせち
2017年01月12日
あけましておめでとうございます。
静岡県富士のだしソムリエ、鳥居 つぐよです。
今年も「しいたけ」の、あんなことこんなこと、みなさまと一緒に楽しみながら進めていきたいと思います。今回は、おせちの話を少し ^^
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江戸時代までは高嶺の花だった「しいたけ」
徳川幕府のお触れ書きを集めた『江戸町触集成』の寛文5年(1665年)の項に、「生しいたけ」の調理時期が定められた記録が残っており、この年には しいたけが庶民の間でも食べられていたことが分かります。
ですが当時の栽培方法は、伐採した原木に(なた)で傷をつけ、しいたけの菌がどこからか飛んでくるのを待つ。。といった気の長いものでした。なので、まだまだ しいたけは高級食材には違いなく、特に干ししいたけは、盆や正月など「ハレの日」にしか味わえない御馳走でした。

クヌギやコナラなどの原木に刻み目を入れ、そこに しいたけ菌を染み込ませた木片を打ち込む、今の原木栽培の方法が確立されるまで、「しいたけは松茸よりも高価だった」というから驚きです。しいたけが大量生産されるようになったのは、昭和17年(1942年)、農学博士の森喜作氏が、それまで不可能とされていた、しいたけの人工栽培に成功してからのことです。
ちなみに、正月のおせち料理に欠かせない「しいたけの旨煮」は、しいたけの傘を陣笠(じんがさ)に見立てた武家社会の名残で、昔は「陣笠しいたけ」という料理名で呼ばれていました。陣笠とは、昔、下級の兵が戦場でかぶとの代わりにかぶった笠のこと。


重箱に詰められている料理や素材が、それぞれに意味を持っているおせち料理。神様へのお供えとして珍重されていた しいたけは、元気、壮健への願いが込められているそうです
<参考資料>
※DIAMOND online>>http://diamond.jp/articles/-/27643?page=2
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■文章:鳥居 嗣代(今村さんちの香りしいたけ)
http://www.kaorishiitake.jp/
■日本で唯一、だしに特化した検定講座と情報発信!
だしソムリエ協会
http://dashi.be/
■だし生活 だしソムリエ静岡
https://www.facebook.com/dashi.shizuoka/?fref=ts
静岡県富士のだしソムリエ、鳥居 つぐよです。
今年も「しいたけ」の、あんなことこんなこと、みなさまと一緒に楽しみながら進めていきたいと思います。今回は、おせちの話を少し ^^
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江戸時代までは高嶺の花だった「しいたけ」
徳川幕府のお触れ書きを集めた『江戸町触集成』の寛文5年(1665年)の項に、「生しいたけ」の調理時期が定められた記録が残っており、この年には しいたけが庶民の間でも食べられていたことが分かります。
ですが当時の栽培方法は、伐採した原木に(なた)で傷をつけ、しいたけの菌がどこからか飛んでくるのを待つ。。といった気の長いものでした。なので、まだまだ しいたけは高級食材には違いなく、特に干ししいたけは、盆や正月など「ハレの日」にしか味わえない御馳走でした。

クヌギやコナラなどの原木に刻み目を入れ、そこに しいたけ菌を染み込ませた木片を打ち込む、今の原木栽培の方法が確立されるまで、「しいたけは松茸よりも高価だった」というから驚きです。しいたけが大量生産されるようになったのは、昭和17年(1942年)、農学博士の森喜作氏が、それまで不可能とされていた、しいたけの人工栽培に成功してからのことです。
ちなみに、正月のおせち料理に欠かせない「しいたけの旨煮」は、しいたけの傘を陣笠(じんがさ)に見立てた武家社会の名残で、昔は「陣笠しいたけ」という料理名で呼ばれていました。陣笠とは、昔、下級の兵が戦場でかぶとの代わりにかぶった笠のこと。


重箱に詰められている料理や素材が、それぞれに意味を持っているおせち料理。神様へのお供えとして珍重されていた しいたけは、元気、壮健への願いが込められているそうです

<参考資料>
※DIAMOND online>>http://diamond.jp/articles/-/27643?page=2
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~あなたの食卓に微笑みを~ 今村さんちの香りしいたけ
◎ 静岡県富士市森島442番地の3 (今村建材内)
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土 9:00 ~ 12:00
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